株式会社 アイウィル

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研修生の声  -研修修了生感想文-

人材育成の新聞『ヤァーッ』2025年11月号から、研修修了生の感想を紹介します。

変化だらけ

第1315期 課長代理

研修に参加してから、周りの人たちからの期待度が上がったと感じています。

二十の誓いで特に力を入れたことは挨拶です。今までは声の大きさや態度などは何も考えず行っていました。研修で挨拶の大切さに気づかされました。大きな声で挨拶することで気持ちが良くなり、一日のやる気に繋がりました。相手にも気持ちが伝わりやすくなるなどいいこと尽くめです。今では研修前の五倍の声で挨拶をしています。

部下に仕事を任せることにも尽力しました。まだ任せるには不安な面があったり自分がやった方が早いなどの理由から、今までは結構な頻度で手を出していました。以前より部下のことを信頼するようになりました。作業者ではなく指示を出す人になりました。作業者になることが少なくなり、何度か上司にほめられることがありました。

私生活の面では新聞を読むようになり、時事に触れる機会が多くなりました。視野が広がりました。そのおかげで家族とも話を合わせられることができています。家族との会話の内容が増えたことも大きな変化です。今までは仕事に関する話がほとんどでしたが、最近は仕事以外の話題でも会話するようになりました。

研修を乗り越えられたのは、一緒に受講した研修生の仲間のおかげだと思っています。自分だけが良ければいいと思うような人は一人もいませんでした。苦しい時、皆さんが「頑張れ」という声をかけてくれたのです。おかげさまで内容を思い出し、最後まで終えることができました。皆さんがいなければ途中で逃げ出していたと容易に想像ができます。

この経験から今後は私が所属部署の先頭に立ち、部下が辛くて逃げ出したいと思う仕事でも乗り越えられるよう士気を上げたり、見捨てたりしない上司になります。以上


自分が変わらなければ

第1315期 係長

第一ステップ終了の翌日、私は出社してすぐ二十の誓いで誓った机の上、引き出しの中の整理整頓を半日かけてしました。今までどれだけ必要ない物があったのかと改めて実感しました。今では机の上が綺麗な状態でないと落ち着かなくなりました。今でも継続できています。

六ヵ月間の通信教育は、毎日一ページを終わらせることを目標に取り組みました。私が今までしてこなかった読書は毎日三十分行いました。リーダーシップとは何か、ナンバー2になるために必要なことは何かを考えさせられました。管理者としての部下の指導、育成が今までの私には何もできていませんでした。部下への態度を改め、厳しく接しています。

二十の誓いで誓ったことを毎日振りかえり自分に点数をつけること、駄目だったことは反省して次の日は正すという生活が身につきました。休日の課題の取り組みには、家族の協力が力になりました。中学生の娘二人、社会人になった長男の頑張りも、私がプラス思考でこの課題に取り組めた一つの理由です。

行動四原則も意識して取り組みました。朝の道路清掃時、すれ違う人に自分から挨拶を徹底して行いました。すると今度は相手側から挨拶をしてくれました。自分から行動に移すことで周りを変えることができるということに感動しました。

研修を受け、少しずつ力をつけて良い方向へ向かっていると思います。今回の研修で誓った二十の誓いを行動に移すことで、自分が変わったと実感しています。

この研修を受けさせて頂いた会社に感謝しています。習慣を変えることがいかに大事かを胸に、今後も今の習慣を継続し人生を充実させていきます。以上


挨拶の意味

B第1315期

以前の私は、大きな声が全然出ない、元気のないように見られている社員でした。それでも仕事上は元気なく働いていても支障はなく、仕事に対する姿勢はそのまま変えずに続ければいいと思っていました。

しかし、アイウィル研修を通じて、挨拶や明るい笑顔、元気さは生きていく上でも、とても大事なのだと気づかされました。普段から練習したことのない発声練習を行い、出したことのない大きな声を繰り返し練習しました。会社の朝礼で唱和している行動四原則が今までの自分を変えてくれる、そう信じて大きな声で元気に挨拶することを決意しました。

合宿研修の翌朝、会社のオフィスに入る時に、「おはようございます」といつもより五倍以上の声で元気に挨拶しました。社員の方々から元気な挨拶が返ってきました。この時に私はいつもより綺麗な空気を感じ、気持ちの良い朝を迎えられました。

朝の挨拶以外にも、「お疲れさまです」や、「ありがとうございます」などの日常的な言葉遣いにも気をつけるようにしました。仕事を依頼された時や、誰かが私のために何かをしてくれた時には、必ず意識して感謝の意を言葉で伝えるようにしました。

自身の気持ちが前向きになり、会社に行くことが以前より楽しみになりました。日々社員の方々と会話することで信頼関係を築くことができました。とある社員の方から「昔よりずいぶんと変わったね」「いい笑顔ができるようになった」と声をかけられ、挨拶することに自信がつきました。

最後になりますが、アイウィル研修で学んだ行動四原則、二十の誓いの徹底には意味があります。自分自身の心を強く、前向きな気持ちに変えられることです。この経験を忘れず、今後は組織全体を動かすことができるような一人前の社員になります。以上


さらば、学生の自分

B第1195期

完成研修の前日、先輩から「ここまで頑張れたから、明日からの完成研修もきっと合格して帰ってこられるよ」と言っていただけました。

また、今朝出かける前、母に言われました。「先週は一緒に過ごせてすごく楽しかった。また、趣味のことをいろいろ教えてくれると嬉しい」。

二人の言葉に、私が経験をした三ヵ月が凝縮されています。研修参加以前の私は、今とは反対でした。会社では楽をしたがる社員でした。先輩や上司に話しかけられず、ただ指示されるのを待つだけの駄目な新入社員でした。家庭では家族に対して無関心で、挨拶や会話もろくにせず、家事や家族と過ごす時間について考えたこともありませんでした。

そんな私を変えてくれたのがアイウィルの新入社員研修であり、二十の誓いでした。以下、振り返ります。

第一によくできたのは、挨拶を自らすることでした。研修以前は自ら挨拶をすることはなく、挨拶をされた時に返すのみでした。

今では挨拶をすることが習慣として身につきました。苦手であったアイコンタクトも挨拶するときに自然と一緒に行えるようになりました。

その結果、挨拶から会話が生まれ、コミュニケーションにつながりました。その日一日、さわやかな気持ちで仕事を始められるようになりました。

第二によくできたのは、分からないことを質問することでした。研修以前は分からないことがあっても恥ずかしいという理由で聞くことができずに時間を無駄にしていました。

今では調べても分からないことがあれば、すぐ上司や先輩に質問してメモを取っています。その結果、次に同じことが起きた時に対処できるようになりました。

第三によくできたのは、家を出る時間を早くしたことです。研修以前は時間ギリギリで家を出て、乗らなければいけない電車が遅延して、遅刻をすることがありました。

今では予定の一本早い電車に乗り、多少遅延しても遅刻せず出社しています。その結果、心に余裕を持った状態で出社できるようになりました。

これらのことができるようになったのは、六ヵ月間のアイウィルの研修を頑張って乗り切ってきたからだと強く実感しています。

これらの行動や、家族を大切にする気持ちをこれからも保ち、これまで以上に高めるためにも、この六ヵ月の研修が終わったからといって気を抜きません。培ってきた習慣を忘れず、今後も自己啓発を続け、会社の利益に貢献できるような人材になります。以上


二百五十二分の三

B第1192期

私は九月十日、つまりアイウィルの完成合宿の一日前に二十一歳を迎えました。アイウィルで研修を行ったのはたったの三ヵ月で私の人生二十年、つまり二百五十二ヵ月の中のたった数パーセントの期間でした。

しかし、この数パーセントでしかない経験は、確かに私の人生において数十パーセント以上にあたる変化を与えたのです。

まず私の人生のうちほとんどは内気で、声のボリュームが分からず人に気も遣えない人間でした。おおよそ私は将来良い人間にはなれないと思っていました。

そのような状態で二十年が過ぎ、私は常識のない声も人に聞こえないような状態の人間のまま社会に出ました。そんな中、当社では新人研修に外部の力を使っていました。それにより私はアイウィルの研修を受けました。

初めは「今さらこんな研修をしたって何も変わらない」と考えていました。なにしろ私は二十年の間で今の考え・人格・ボリュームが変えられませんでしたから。

そして暗い顔で研修に向ったのですが、研修で行う内容は私の中に足りていない社会の常識だったのです。姿勢やはっきり聞こえる声、社会人としての物の見方・考え方についてまず三日間学びました。

完成合宿前日、私の二十一歳の誕生日、家族から「本当に社会人になった気がするね」と言われました。二百四十九ヵ月間ずっと自分が大人として生きていける将来が見えなかった私が、たった六ヵ月で社会人になれたのは、間違いなくこの研修のおかげといえます。

私の残り数十年をきちんとした社会人として過ごせるよう、今後も継続します。以上



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