株式会社 アイウィル

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研修生の声  -研修修了生感想文-

人材育成の新聞『ヤァーッ』2024年4月号から、研修修了生の感想を紹介します。

変わるとは

第1217期 43歳 部長

第一ステップ研修終了後、時々図書館へ通うようになりました。図書館を利用したのは、学生時代以来でした。そこでは学生はもちろん、社会人からご年配の方まで多くの人がそれぞれの勉強に励んでいます。その凜とした空気が心地良く、今でも月に一回のペースで通っています。以前の私にはなかった行動です。

研修以前は、会社や上司に不満を持つこともあり、人間関係も良くありませんでした。私が少しは変わったからでしょうか。不思議と意見が合うようになり、相手のほうから近寄ってきている感覚さえあります。自分が変わらなければ何も始まらないということを日々実感しています。

私はまだまだだと思っていますが、会社の仲間からは、「返事が良くなった」と言ってもらえました。目を見て話す、離席時は椅子を片づける、きびきび行動することは、特に力を入れて実行してきました。行動を変えることで自然と考え方や話し方、内容まで変わってきているのだと思います。

今思えば、以前の私は人に強制することから逃げていました。自分は人に強制することができるほどできた人間でもないし、偉くもない。そのくせ人には変わってほしいと思い、気づいてもらえないことに腹をたてていました。

人が変わる一番の近道は強制することです。行動を強制して直すことで、次第に考え方も変わってきます。考え方が変わればあとは自然と良い行動ができるようになります。同様に自分が変わらなければ相手も変わりません。このことが今回の研修で学んだもっとも大きなことだったように思います。

私の部下のひとりが、以前の私と同じような状態で苦しんでいます。早くその苦しみから救ってあげなければなりません。自分が正しいのか相手が正しいのか。そんなことはどちらでも良い。自分が変わることでしか相手は変えられないということを、行動を強制して理解させます。まだまだ道半ばの二十の誓いを守り続けて、部下から憧れられる人間になってみせます。以上


「二十の誓い」と「鬼シリーズ」

第1291期 47歳 課長

アイウィルの研修参加以前の私は、部下の指導育成に自信がありませんでした。四人の部下のうち三人が女性であることもあって、遠慮がちに気をつかって指示や指導をしていました。また、伝えたいことの半分しか伝えられていませんでした。

自分を変えるきっかけとなったのが六ヵ月研修の課題である「二十の誓い」の実行と読書でした。

第一に変えたことは、大きな声で挨拶をすることです。一日の気持ちの入り方が変わり、前向きな気持ちになりました。また、毎日続けることで少しずつではありますが、相手からの挨拶の声量が大きくなりました。

第二に相手に体を向けて目を見て相槌を打ちました。忙しい時こそ疎かにせず、誰に対しても同じようにしています。以前よりも部下とのコミュニケーションが円滑になり、報連相が多くなりました。

第三にほめる、注意する、叱るを遠慮せずに伝えることです。実行するために部下に模範を示す率先垂範を実行しました。指示や指導をした際に理由を伝えるようにしました。手応えを少しずつ感じており、私の指示や指導に理解を示すようになりました。

第四に必読書の「鬼シリーズ」を読破したことで、部下の指導、教育に自信が持てるようになりました。自信が持てるようになるには、私自身が管理者としてふさわしい人にならなければ、部下はついてきません。管理者、上司としての礎となった本でした。

以上の四つについて特に力を入れて取り組んできました。私自身が成長を続けなければ、部下の成長はありません。この歩みは今後も継続します。

「二十の誓い」は私の弱点であり、すぐ克服できるものではありません。この誓いを継続することで、私自身の成長、組織力の強化、会社の発展につながると考えています。

半年後、一年後の自分が今よりも底上げされていることを目標にこれからも継続していきます。以上


敵=自分

第1287期 30歳

「自分ならできるだろう」、「適当に過ごせば何とかなるだろう」という安易な考えで参加した二泊三日の第一ステップ研修。

現実はそんなに甘いものではありませんでした。できて当たり前である行動四原則ですらろくにできず、講師の先生方から多くの注意を受けました。何もできない自分自身の不甲斐なさ、情けなさに愕然とし、自分だけが取り残されたように研修はあっという間に終了しました。いかに自分が悪習慣の中で過ごし、気づいていなかったか思い知らされました。いや、本当は見て見ぬふりをしていたのです。

第二ステップの二十の誓いの実践は、今まで悪習慣にどっぷりと浸っていた私には非常に苦労しました。頭でわかっていても、なかなか改善できず、悪戦苦闘の日々でした。そんな中、特に力を入れたのは会議で発言することです。

私はそれまでは何も準備せずに会議に出席しておりましたが、それ以降、前回の会議の振り返りや上司との打ち合わせ、また時には社長に臆せず質問しました。こういった準備を怠らないことで発言も行えるようになり、改善提案の採用実績など少しずつ成果を感じられるようになりました。

この研修を通して小さな積み重ねと、それを継続することで素晴らしい結果がついてくることを体感することのできた六ヵ月間でした。こうした貴重な経験を得る場を与えてくださった社長に感謝し、補佐役として恩返しをします。またこの六ヵ月間を支えてくれた家族、社長や皆さんにも改めて感謝します。

今、私は研修終了後こそが本当の戦いであると感じております。敵である自分自身に打ち勝ち、弱い自分を変えられるのは、誰からの指摘でもなく、私自身です。失敗を恐れず、何事にもチャレンジ。頑張れ、自分!!以上


周りにも良い影響

第1289期 31歳 主任

私はアイウィル研修に参加するまでは、自分自身の行動や言動に自信を持てないことが多くありました。次への行動が遅く仕事が終わらなかったり、後輩への指導が分からなくなり他人任せになったり、挨拶の声が小さく注意を受けることもありました。

アイウィル研修を受けて、今までで一番自分自身と向き合うことができたと実感しました。それは、二十の誓いを毎日行っていく過程で感じました。一つひとつ見れば単純なことだと思っていましたが、いざ毎日二十の誓いを実行していくと、継続する大変さとともに、自分の不甲斐なさを痛感しました。そのためか、「今の自分を超えてやる」と思い必死に取り組むことができました。

その中で、とくに重点をおいて実施したことは、「毎日本を読む」と「部下の育成に力を入れる」です。

研修以前の私は本を読むことが苦手でした。最初の三ヵ月間はとても大変でした。しかし、一日最低一ページ以上読むことを意識し、毎日本を手にして読むことに慣れ、本を読むという楽しさを感じることもありました。私の知らなかった知識を得て、私生活と照らし合わせて考え、新たな見方考え方を学べたりすることができる場だと感じました。

研修が始まってから部下を毎日小さなことでも褒めていこうと決めて実行しました。照れ臭く感じたり、良い行動をしているところを見ていなかったりすることが多くありました。部下の行動を一つひとつ見るようになり、褒めることが増え、気づいた時には部下とコミュニケーションを取ることができました。

それ以外の二十の誓いも毎日実行していく中で、自分自身はもちろん、周りも変わっていると感じることがありました。以前は継続することがとても大変だと思っていました。新しいことを始めてもすぐに止めてしまったり、続かなかったりしていました。二十の誓いを毎日確認しながら実行していたら、自分が成長する以上に、周りにも影響を与えることができていると感じることがとても嬉しかったです。

今後も、当たり前のことを習慣化するように、目標を立て日々取り組んでいきます。以上


変わる勇気

第1286期 37歳 マネージャー

私は、人を叱ることが苦手でした。理由は、人から好かれていたい、嫌われたくないという思いがあったからです。部下に対しても、真剣に叱ることはありませんでした。今回この研修に参加し、その考え方は本当に大切に想う人たちに対して、間違った考えなのだと知りました。

研修ではたくさんのヒントをもらいました。指導する立場の人は、叱るべき時は真剣に叱り、成果が出た時は自分のことのように一緒に喜ぶことで、部下からの信頼が強くなることを知りました。

叱るべき時は、相手に想いが伝わるように、目を見て叱りました。周りが変わり始めました。注意されたことに対して自分を厳しくチェックするようになりました。今まで以上に活気が溢れ、チームワークが強くなりました。失敗すればみんなで反省し、成功すればみんなで喜ぶ、明るいチームになりました。

家庭でも変化がありました。今までは、子供たちを真剣に叱ることはあまりありませんでした。家に帰って親子喧嘩になるのも嫌だったからです。ですが、叱るべき時は時間をかけて、冷静に叱ることで、子供たちが普段思っていることや、自分の考えを話すようになりました。

今では会話も増え、悩みやその日の出来事を自ら話し、今まで以上に私を想ってくれる言葉が増えました。課題をやっていた私に、手が疲れにくいペンをプレゼントしてくれる嬉しいこともありました。

はじめは、たった一人私が変わることで、本当に周りの人に影響するのか半信半疑でした。叱られる時は思いっきり叱られ、成功した時は一緒に喜んでくれる人の育て方や、六ヵ月間の課題の学びを得て、たった一人が変わることがいかに重要なのかを知りました。

好かれたい、嫌われたくないと、見て見ぬふりをしない。大切に想う人にこそ厳しく叱ることが、その人の成長に繋がり、信頼が生まれることに気づくことができました。変わる勇気を持てたことが自信にもなりました。

これからも、更に変わり続ける私に影響されて成長していく人たちに、常に刺激を与え続けていきます。以上


変化を感じた六ヵ月

第1287期 47歳 主任

私は、何十年も会社員として働いてきて、初めて本格的なビジネス研修に参加しました。

通信教育と二十の誓いの実践が始まりました。通信教育で多くの文章を書きました。今まで文章を書く、自分の思いを文章にする習慣がなかった私には苦しい日々の始まりでした。毎日机に向かい、五行程度の論文課題と、約一時間にらめっこしている日が多くありました。次第に習慣になり、効率よく行うことができました。

また、同僚やお客様と話をする機会に、意識して目線を外さないように行動しました。すると、多くの人が、私の目をずっと見て話してくれていることに気づかされました。これまで、すぐ目線を外し、相手に失礼な行動をしていたと反省しました。

行動四原則については、私達の職種にはぴったりでした。建築現場へ訪問することがよくあります。大きな現場では、お客様の所に辿り着くまでに多種の会社の方とすれ違います。その方々全員に、こちらから大きな声で挨拶を行いました。そう行動を行っているうちに、現場の職人さんから声を掛けて頂けるようになりました。

部下の指導も、嫌われたらという思いがあり苦手でした。必読書にあった部下育成、上司心得等、著者染谷和巳氏の本を多く選択し読みました。「嫌われる上司になろう」と心に決め実行しました。

ある日、部下の動きが目についたので叱りました。率先垂範している私の行動だけでは伝わっていないと感じたのです。細かいことも気づいた時に、こうするべき、お客様の立場に立って仕事をする、今どういう動きをしなければいけないかを話しました。部下の動きに変化があり、考えて行動するようになりました。上司からも、その変化が感じられるという言葉も頂き、嬉しく思いました。

今思い返すと、あっという間でした。人として成長できたと思えた研修でした。今後も、常に目標を持ち、さらに成長し会社に欠かせない人材となります。以上


ためらわない

B第1169期 23歳

私は心が弱く、全体の様子をうかがって本気を出せないでいました。また、自分の行動に自信を持つことができず、仕事に対して消極的になっていました。それが相手に伝わり、弱い印象を与えていたのだと気づきました。以下、そんな状況を打開するために取り組んだことを振り返ります。

第一に、毎日元気よく話しました。社内で相手の目を見て笑顔で挨拶をしました。明るくハキハキと返事をしました。自分から積極的に話しかけ、仕事を引き受けました。私という人間について知ってもらうことができ、仕事においてもプライベートにおいても円滑なコミュニケーションを取ることができるようになりました。

第二に、自分からどんどん電話をしました。コミュニケーション不足にならないようメールやチャットではなく電話をし、声で伝えました。お客様にも同様に、ためらわず電話をし、接触の機会を増やしました。話す回数が増え、私が担当者であると認識していただき、先方から直接私宛に電話がかかってくるようになりました。お礼を言っていただく機会もありました。これまで築いてきた関係性の賜物であると嬉しく思いました。

第三に、自分の意見を言いました。全てを受け入れるのではなく、大勢の前でも発言することで自分ごとという意識を持って取り組むことができました。お客様に対しても時にはきちんと条件が呑めない旨を伝え話し合うことで、さらなる信頼関係を築くことができました。強い心で仕事に取り組み続け、自信を獲得できました。

以上三点を意識し、仕事に熱量を持って取り組みました。その結果、仕事も円滑に進むようになり、自信がつき、どんどん電話をし、意見を言うことができました。私はいつの間にか強い心を手に入れました。これからもこの強い心で新しいことに挑戦し続けます。以上


努力の結晶

B第1175期 20歳

私は、アイウィルの研修に行く前までは、継続力がなく、一度決めたことを最後までやり遂げることができていませんでした。

そんな私に手を差し伸べてくれたのが、アイウィルの研修でした。課題や自己啓発など、全てにおいて継続力が必要となるものでした。私は正直、この全てをやり遂げることができるのか不安でした。しかし、「欠点を直せるせっかくの機会だからやってみよう」と思い、何があっても毎日課題に取り組もうと決心しました。

第一によくできたのは、明るい笑顔で挨拶をすることです。研修前までは、挨拶をする際に笑顔を意識しておらず、皆を元気にさせるような挨拶ができていませんでした。しかし、二十の誓いで、明るい笑顔で挨拶をすることを決め意識し始めたことで、笑顔で挨拶をすることが当たり前になりました。

第二によくできたのは、字を綺麗に書くことです。研修前までは、メモの字が汚すぎて見返したときに読めないことがありました。また、速く綺麗な字を書くことができていませんでした。しかし、二十の誓いで、字を綺麗に書くことを決め、毎日の課題の字から意識しました。その結果、読みやすい字を書くことができるようになりました。

これからも、二十の誓いで書いたことや自己啓発手帖に書いたことをしっかりと行動に移し、生き生きとした社会人になります。

アイウィルの研修のおかげで、「継続は力なり」という言葉や「努力は必ず報われる」という言葉の意味を実感することができました。さらに、周りの人に感謝の気持ちを素直に伝えることも増えました。これからも恵まれている環境に感謝し、仕事や自己啓発に努めていきます。以上



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